あん鍼灸院

香川県高松市木太町の脈診調氣鍼法はり専門 『あん鍼灸院』 です。
お悩みの「爪甲剥離症」「リウマチ・ヘバーデン結節症」「アトピー性皮膚炎・掌蹠膿疱症などの皮膚疾患」「花粉症などのアレルギー疾患」 「自然妊娠できない」「子宮内膜症・月経異常などの婦人疾患」「糖尿病」「緑内障などの眼疾患」「耳鳴り・嗅覚障害などの耳鼻疾患」「味覚障害・咳・喘息などの口舌咽喉疾患」 「顔面・筋などの麻痺・痙攣疾患」 「鬱・躁病・パニック障害」「潰瘍性大腸炎・過敏性腸症候群などの消化器疾患」「バセドウ・橋本病などの甲状腺疾患」「ネフローゼなどの泌尿器疾患」「関節疾患」「頭痛などの血管疾患」の《根本治癒》を目標に、安全で”痛くない”鍼術で『氣の調整』をします。当院のコンセプト、理念、治療方針をご覧下さい。
ご予約は電話:087-887-1466にどうぞ。
『顔面麻痺(末梢性)』【治験例4】|あん鍼灸院
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    あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病が再発しないように根本治療することが最も大切なことと考えています。そのために鍼灸術をもって、体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て「気の調整」(患者様の気、すなわち、体表を流れるエネルギーの過不足を調整し、または気の働きを妨害する邪気を取り除き、そして、気の滞りを流すこと)をする治療をしています。
    ここでの治験例は症状と治療経過を中心に、詳細な治療方針は省略しています。なお、内容は個人情報保護法を遵法し、一部、割愛します。

    1.主訴
    顔面麻痺(末梢性)

    2.患者様
    40歳代前半 男性

    3.初診
    2013年7月

    4.現病歴と症状
    1)4月より仕事が忙しく、ずっと3〜4時間の睡眠時間だった。7月7日に発症。朝、起きると右側の顔面表情筋が動きにくくなっていた。翌日、総合病院に行ったところ「顔面神経麻痺」と診断された。
    2)治療はステロイドパルス療法を行い、ステロイド剤を点滴した。20日間、治療を続けても麻痺が治らなかった。回復率は29%と言われた。それ以上の治療はなかった。
    次の症状がある。
    a)眼;麻痺側(右)は、完全に眼を閉じることが出来ない。
    b)額の皺;額に皺を作ろうとしても麻痺側(右)に皺が出来ない。
    c)口唇;麻痺側(右)の上下の口唇間が閉まらず、口角が下がっている。
    d)鼻唇溝;麻痺側(右)の鼻唇溝(鼻から出て口の横を走る皺)が消えている。
    e)味覚;味覚は分かる。
    f)聴覚;音がガーンという大きい音に聞こえる。
    g)涙腺;涙が出ず、まばたきをしてしまう。
    h)発汗;麻痺側(右)からの発汗が弱く、湿る程度である。健康側(左)からは、たらたらと多く発汗する。
    3週間たっても病院の治療では良くならないので、鍼灸を受けようと来院。来院時には既に慢性症に移行していた。

    5.治療結果
    (1回目)脈診からみた変動している経絡に対して気の調整を施し、全身の経絡を治療した。
    (2回目)顔のこわばりが変化した。涙が出るようになり眼のまばたきがなくなった。
    (3回目)早くも効果が出て、右顔面の麻痺が著しく緩解した。
    a)眼;強く閉じれる。
    b)額の皺;額の皺を作ると太い皺が1本でる。
    c)口唇;上下の口唇間は閉じ、閉じた状態で左右対象であった。口角は上がっている。
    d)鼻唇溝;見えている。
    e)味覚;異常なし。
    f)聴覚;音は普通に聞こえる。
    g)涙腺;涙は普通に出ている。まばたきに違和感はない。
    h)発汗;左右差がなく異常はない。
    治療は同じ方針で行った。
    (4回目)すべてに麻痺が無くなった。仕事を普通にしている。脈診では、問題の変動経絡に異常は無かった。
    この治験例は、治癒が大変早かった。一般に、顔面神経麻痺は鍼灸治療を早く行う程、治癒する時間は短くなります。しかし、20日も経過していたにもかかわらず、4回の治療で緩解しました。治療方針が的確であった所以です。
    病院での治療は、ステロイドの投与が一般的です。しかし、これでは治すことができません。ご自身の治癒力で少しは良くなりますが、かなりの方に後遺症が残ります。病院へ行ったとしても、その足ですぐ、当院の鍼灸治療をお受けください。それが、最も確実で安全です。

    『顔面麻痺(末梢性)』【治験例まとめ1】|あん鍼灸院

    「あん鍼灸院の治療方針」
    「あん鍼灸院で治る病症」
    「あん鍼灸院へのアクセス」
    (遠方よりお越しの患者様へ)

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     脈診流調氣鍼法はり専門
     あん鍼灸院
     予約:087-887-1466
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    | あん | 『顔面や手の麻痺・痙攣・振るえ』 | 14:45 | comments(0) | - |
    『自然妊娠できない/排卵障害・卵管狭窄』【治験例15】|あん鍼灸院
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      あん鍼灸院は、患者様の病を”一時的に症状をとる”治療ではなく、しっかり”体質改善”をはかり、病を根本から治すことが最も大切なことと考えています。そのために鍼灸術をもって、体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て「気の調整」(生気の不足を補い、または生気の働きを妨害する邪気を取り除くこと、気の滞りを流すこと)をする治療をしています。
      ここでの治験例は、症状と治療経過を中心として詳細な治療方針は省略しています。なお、内容については個人情報保護法を遵法します。

      1. 主訴
      不妊症/排卵障害・卵管狭窄

      2.患者様
      30歳代後半

      3.初診
      2012年9月(妊娠;2013年1月)

      4.現病歴と症状
      1)3年前、自然妊娠をしたが、7週目で流産した。心音がわかる成長まで至らなかった。
      2)翌年の1年間は妊娠ができず、病院で不妊治療を開始した。半年間、治療をした。両側卵管の詰まりがあると診断されている。その後、体外授精を3回、行ったが、妊娠することはできなかった。
      3)生理周期は24〜28日である。基礎体温曲線は正常である。病院では子宮内膜が厚くならないと言われている。
      4)翌年、病院を変更した。エコー検査から「子宮線筋症」の疑いがあると診断された。10代の頃、生理時に激しい腹痛があった。しかし、現在は生理、排卵時の痛みはない。
      5)排卵がうまく行われていない
      6)眼の充血が以前からある。
      7)冷え性、異常な発汗はない。
      8)瘀血がある
      病院での不妊治療と並行して、当院で鍼灸治療をしたいと来院されました。

      5.治療結果
      (1回目)脈診と腹診、および問診、切診等から体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。鍼で全身の経絡調整を行い、治療を開始。脈診でわかったことは、この患者様は、からだ全体に求心エネルギー(外から中心に働く力、陽のエネルギー)が作用している「体質」に変化していることです。その時期は、かなり以前に遡るものと思われます。器官や臓器には、その中心に向かって求心力(陽の力)が働いているので、それを治療することで、はじめて妊娠ができると判断しました。この患者様の場合、この原因による最大の症状は『排卵障害』『卵管狭窄』です。体外授精胚移殖の場合、これらの治療は無意味と考えてしまいがちですが、「体質」の変動によって多くの機能がうまく働かず、妊娠は難しい。
      (2回目)鍼治療は求心エネルギーを緩める治療を行った。また、自宅での灸治療を加えた。
      (3回目)継続治療。排卵があった。しかし、排卵し切れていないことが病院の検査で分かった。排卵は、卵胞が遠心エネルギー(中心から外に働く力、陰のエネルギー)によって破裂し卵子が外に飛び出すことです。求心エネルギーが働いている体質の場合、これがなかなかできないのです。
      (5回目)病院で採卵することになり、排卵誘発剤を注射しだした。疑いのある子宮線筋症について、病院ではそのまま放置しておくことになった。病院では治療の方法がない。鍼治療は、その原因を治すことによって根治することができる。治療方針は、継続した。
      (7回目)継続治療。病院で採卵した。5個授精し胚盤胞で凍結保存した。今回、内膜の厚さは6mmで、服薬していないときの方が8mmと厚かった。今回、移植は中止した。
      (10回目)病院では服薬開始。妊娠後の食養を指導した。
      (11回目)病院に往き、胚移植の段取りを決めようとしていたが排卵していた。排卵がきちんとできる体質に変わってきた。内膜の厚さは、8.6mm。十分な絨毛組織の厚さと思う。移植は、次回の生理後に実施することになった。
      (12回目)瘀血が無くなった。さらに鍼灸治療の効果が現れてきた。胚移殖の準備が整った。
      (14回目)病院で体外授精胚移殖をした。内膜の厚さは移植5日前で8.2mm。
      (16回目)病院で妊娠判定があり、陽性であった。不安感がなくなっていると患者様が感じている。
      (17回目)6週目。胎嚢は2.2cmであった。
      (18回目)9週目。出血があった。絨毛内の出血であった。
      (19回目)出血が止まった。ようやく脈が良い方に変化した。本来は脈が変わり、体質が正常状態になった後、自然妊娠を目指したり人工授精や体外授精胚移植を行うことで、自然妊娠を含む妊娠結果がすこぶる良くなる。当院はその方針ですが、この治験例では少し後になった。しかし、排卵障害や瘀血は治癒していたので、体質はほぼ改善され妊娠できたものと考える。卵管狭窄については病院で調べていないので、治癒しているか不明です。しかし、鍼灸での治療結果を診る限り、締まった卵管が緩み、卵が通りやすくなっていると推測します。
      (21回目)16週目。治療終了。出産予定日は今年9月である。

      あん鍼灸院で『不妊症』が治った【治験例まとめ】
      『不妊症』を’あん鍼灸院’で治療しよう(その1)
      『不妊症』を’あん鍼灸院’で治療しよう(その2)
      『不妊症』を’あん鍼灸院’で治療しよう(その3)

      「あん鍼灸院の治療方針」
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      | あん | 『自然妊娠できない』 | 11:41 | comments(0) | - |
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