不妊治療の第3回目の記事です。基本的な知識は、(その1,2)の記事を参照してください。
6.東洋医学での不妊治療
あん鍼灸院では「妊娠できる体に体質改善します」。
1)主な症状
a. 子宮の後屈などの位置異常
b. 骨盤異常
c. 内臓下垂
d. 冷え性、基礎体温の不順
e. 瘀血(おけつ)(うっ血、末梢の循環障害のこと)
f. 子宮筋腫
g. 子宮内膜症、卵巣チョコレート嚢胞、子宮線筋症
i. 子宮、卵巣の発育不全
j. 排卵障害
k. 卵管障害
l. 精子の受精障害(男性)など
2)治療方針
「あん鍼灸院」では、これまでの臨床成果から積み上げた治療方針で『不妊症』を治療します。下記の【治験例】をご覧頂ければ、その治療効果が分かると思います。
上記症状は、ほとんど「肝」や「腎」の経絡変動によって起こっています。この変動に対して鍼で気を調整し、体質改善を行います。その変動や症状治癒の情報は、脈診から得ます。
子宮内膜症や卵巣嚢腫は、妊娠の大きい障害になっています。と言うよりは、経絡上を流れる気というエネルギーの流れの変動という「原因」によって「不妊」や子宮内膜症、卵巣嚢腫という症状が同時に起こっていると考えた方が良いのです。従って、その変動を調整した結果、体質が改善したおりにはこれらのすべてが一挙に治ります。残念ながら、医療の中心である現在の現代医学ではこれらを治せず、痛みを止めるなどの対処療法や罹患臓器の一部もしくは全体切除しかありません。これらは当院の鍼灸治療で根本治癒できますので、リンク記事をお読みになってお考えください。
i.のように男性側に原因がある場合は、「腎」経の変動によって起こっています。この変動を鍼で気を調整し、男性の先天の原気(元気)を養い体質改善を行います。
不妊は、多くの『原因』が複雑に絡んでいるように思われがちですが、多くの原因はありません。ほとんどの場合、一つか二つの原因によって引き起こされています。したがって、治療によって原因が改善してゆくと、それに伴って赤ちゃんができない『不妊症』も「上記の症状」も改善してゆきます。
3)食餌療法
食事は、大変重要です。毎日摂る食事によって妊娠は大きく影響を受けます。治療中、この食餌療法を指導致します。
たとえば、穀物をよく噛み、唾液をたくさん出して食べる。食べ物は生きているものを、そして、全体を頂く。穀物は豆類、種子類の全体を食する。これらを食べなくなると「腎」の変動が起こりやすくなる。果物(特に、夜は避ける。熱帯性の果物に注意、身体が冷えます)・キノコ類・なす(秋なすは、嫁に食わすなという諺もある)は、あまり食べない。
食物はすべて陰陽に分かれています。それを知って食事を摂らないと成果が上がりません。
種子(豆・種)を余り食べない国が欧州にあります。この国では男性不妊が多い結果がでています。現在、この国では、国を挙げて種子を食す運動を行っています。男性、女性共に生命力のある食べ物を頂かないと新たな生命を生むことが難しくなるという証明です。
”食育"を考える (石塚左玄の食養学の紹介)
以上、『不妊治療』の概要です。
赤ちゃんを欲しくて、ずっと悩んでいる方が多いと実感しています。また、あん鍼灸院で不妊治療されている患者様からもお聞きします。
不妊症を数回の鍼灸治療で治すことができませんが、少し気長な治療によって不妊が好転します。現在、病院にかかっている方も病院で治しきれない原因を治療できるのが鍼灸の魅力です。いろいろな病名を診断された方、現在、病院で先端技術の不妊治療をお受けになっているがなかなか妊娠できない方、また、これから妊娠を準備される方は、一度、「あん鍼灸院」の治療をお試し下さい。
7.治験例
『自然妊娠できない』【治験例まとめ1】|あん鍼灸院
『自然妊娠できない』【治験例まとめ2】|あん鍼灸院
『自然妊娠できない』【治験例まとめ3】|あん鍼灸院
「あん鍼灸院の治療方針」
「あん鍼灸院で治る病症」
(遠方よりお越しの患者樣へ)
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脈診流調氣鍼法はり専門
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